天気が崩れる直前からなんだか体調が悪くなったり、子供の機嫌が悪くなったりを経験した方いらっしゃいませんか?
それ、気のせいではありません。日本人の3人に1人は経験しているという研究結果も出ているくらい、気圧変化と体調や気分とは関係が深いそうです。
低気圧では憂鬱で、だるく感じたり、痛みを感じたり。
一方、高気圧では、身体の調子も気分もよく過ごせる。
そんな気圧と体調の関係を、気圧医学の権威、愛知医科大学医学部客員教授の佐藤先生は、天気痛と名付けて研究を続けていらっしゃいます。
佐藤先生のお話を初めて耳にした時、私は、ああ、あれもこれも思い過ごしではなかったのかと合点がいきました。こどもの時から神経痛持ち私は、お天気と体調の関係はイヤというほど感じて育ちましたが、周りからは「気のせい」と言われ続けてきました。しかし、ちゃんと理論的背景があったのです!
佐藤先生によれば、そもそも気圧と自律神経の深い関係こそが天気痛の要因で、気圧は自然の自律神経バランサーとして働き、人の内耳が気圧を感知して自律神経のバランスが変化することで、心身がリラックスしたり、緊張したりが起きているそうです。
だからといって、天気が悪い日、低気圧がやってくるたびにプレマルシェ・オキシジェンに入らないといけないという訳ではありません。そういった日に選択的に入ることを数ヶ月続けると、だんだん気圧や天気変動に強い体に変わっていきます。
天気がよくなるのを待たなくても、高気圧環境下に入る、ただそれだけで物理的に身体と心の変化を体験できる、なんともラッキーな時代に感謝です。
詳しくは、下の佐藤先生の本をお読みください。